9月8日(木)

【本日の予定】
 防災教室(5・6年)
 防災給食

今日は全学年を対象として防災給食を実施し、備蓄食のドライカレー(1.2年生はチキンライス)を提供しました。
水で戻るアルファ米を使用しているため、子どもたちがそれぞれ実際に水を入れてかき混ぜ、食べました。

子どもたちは、水を入れる前は固いアルファ米が給食時間にはやわらかく戻っていることに驚いていたりなど、備蓄用食品に興味を持ってもらうとても良い機会になったかと思います。

防災給食と合わせて高学年ではNHKと連携し、「防災教室」も行いました。
3時間目はディザスタースコープというARを活用した機材を利用し、
浸水被害の体験と映像資料を合わせた津波・水害の危険性を学び、
新冠町ハザードマップを活用して紙上避難をしました。
4時間目にNHKアナウンサーによる「よびかけ」の実演や防災講話を聞きました。
たった30cmの波で簡単に人が流されてしまうことや
60cmの波で一トン近い車が流されていく様子などを見て
改めて津波や水害の恐ろしさを子ども達は感じていました。
また、「危機的な状況のとき大人になるほど落ち着いて行動しようと考え、
状況を軽く見てしまう心の働き」について学び、
命を守るために正しく怖がり、備えておく必要性について考えました。
東日本大震災から11年という月日が流れ、
全道的なブラックアウトもあった胆振東部地震からは4年が経ちます。
この機会にご家族の皆さんで、避難場所や
災害に遭ったときどうするかといったことをお話ししてみてはいかがでしょうか。